音大卒30代OLの音楽評論アラカルト

音大卒業後一般企業でバリバリ仕事しているOLの音楽日記です。アナリーゼ大好き。70年代洋楽大好き。Gleeだいすき。音楽に関する話題をお届けします!

オズの魔法使いとマイケル・ジャクソンとピンク フロイド~その1~

最近は「エメラルド シティ」というオズの魔法使いをベースとした海外ドラマを楽しんでいるsachihoです。

 

このドラマ、個人的にとても印象的なシーンがありました。

 

どんなシーンかというと、主人公のドロシーがエメラルドシティのオズの魔法使いに初めて会うシーンです。(オズも原作と同じくドロシーと同じく人間界から来た設定となっています。)

 

なんと!初めてオズとドロシーが会うシーン、オズはカセットレコーダーでピンク フロイドの「Darkside of the mooon」(日本語で『狂気』というタイトルのアルバム)を聴いていたのです!

 

そのシーンをきっかけに、「オズの魔法使い」とピンク フロイドの深い関係を思い出したので書いてみたいと思います。

クラシック映画の名作といわれる「オズの魔法使い」。前衛的で実験的な音楽であるプログレッシブロックの名盤と言われる「狂気」。対照的な2つの作品にどのような共通点があるのでしょうか。

 

オズの魔法使いとピンク フロイドの関係

実は、「オズの魔法使い」と「狂気」を同時に流すとまるで映像に音楽があっているかのようなシンクロを起こすのです。

 

Youtubeには実際に試してみた映像がいくつも投稿されています。

youtu.be

 

 わかりやすいシンクロは、

5:00 ドロシーが柵から落ちるタイミングと曲が切り替わるタイミングが同じ

9:00 自転車のベルの音と、SEのベルが同じタイミング

 

などが挙げられます。

 

ちなみに、映画がモノクロからカラーに切り替わるタイミングは、LPのA面からB面へ切り替わるタイミングとシンクロしています。

 

ファンシーなオズの魔法使いも、「狂気」を流しながら見てみるとシリアスで怖さを感じるような印象もありますね。(竜巻でオズに飛ばされているシーンで、魔女が出てくるのは本当に怖いです…)

 

歌詞とシンクロしている部分も複数あるので、ぜひ歌詞の内容も見ながら見てみると新たな一面が楽しめるかもしれません。

 

さて、続いての「オズの魔法使い」とマイケル・ジャクソンについては、長くなってきたのでまた次回ご紹介します。

 

お楽しみに!